
ママモネ編集部インタビュー | 稲嶺 綾子さん
ママモネ編集部インタビュー

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ママモネ編集部インタビュー | 稲嶺 綾子さん
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ママモネのママ編集部メンバーがメンバーにインタビューを行うこの企画。
今回お話を伺ったのは、2度の休職を経て「ご機嫌メンタル講師」として新たな道を歩む稲嶺綾子さんに、ママライターのあかりさんがインタビューを行いました♪
目次
ママモネ編集部インタビュー | 稲嶺 綾子さん
綾子さんとの出会い
綾子さんとの出会いは、私が開催したママ会でした。 共通の友人を通じてSNSでつながっていたので、「本物だ〜!」という印象を持ったことを覚えています。
初対面のママさんが集まる場でも、綾子さんはすぐに打ち解け、和気あいあいと楽しそうに会話していました。 特に印象的だったのは、夢を発表する場面。誰よりも早く手を挙げて、堂々と自分の夢を語る姿に惹きつけられました。
綾子さん自身、「オフラインの場で、しかも自分の地域で起業している人に会う機会がなかったから、夢を語れる場所や仲間ができるのが楽しみだった」と語ります。そして同時に、「語ってやるぞ!爪痕を残すぞ!」と意気込んでいたそうです。まさに綾子さんらしい、エネルギッシュな一面を感じるエピソードです。
教員から「ご機嫌メンタル講師」へ
現在は「ご機嫌メンタル講師」として活躍している綾子さんですが、つい最近まで教員として子どもたちと向き合っていました。
両親が教員だったこともあり、「親ができるなら自分もできそう」「楽しそうだな」と思い、教師の道を選んだそうです。しかし、実際に働き始めると、「子どもたちを正しく導けているのか?」「自分の判断は本当に正しいのか?」と自問自答する日々。
そんな中、理想と現実のギャップ、心身の不調に悩み、適応障害で二度の休職を経験したそうです。
辛い時期を経て、自分と向き合い、考え方のクセを手放したとき、ふと青い空が美しく見えるようになったといいます。そして、教員という道を手放し、同じように悩んでいる人たちの力になりたいと「ご機嫌メンタル講師」として活動を始めたとのこと。
「失敗しないけど成功できなかった」学生時代
中学受験を経て中高一貫校へ進学し、指定校推薦で大学へ進んだ綾子さん。
一見、順風満帆に見える学生生活ですが、「法学部の優秀な学生と比べて、自分は違うなと思ったことがあった」と振り返ります。
「目先の楽さや楽しさを優先してきた」と話す綾子さん。卒業論文を書かなかったため、教員採用試験で論文の書き方に苦戦したり、ダブルスクールで司法書士の試験勉強をしていたものの成果が出なかったりと、思い描いていた結果にはつながりませんでした。
「チャレンジしないから失敗もしない。でも成功もしない。」
「肥やしになるような失敗や成功体験が少なかった」と、当時の自分を振り返ります。
教員としての葛藤と苦悩
大学卒業後、臨時2年・本採用10年の計12年間、教員として勤務。1年目は楽しさもありましたが、2年目に担任を持ったときに違和感を感じ始めます。
「子どもは褒めて伸ばしたいのに、つい叱ってしまう」「私のクラスは暗いのに、隣のクラスは笑い声が絶えない」
そんな現実に落ち込む日々。当時、周囲に相談する余裕もなく、「一人で戦っている感じ」があったと語ります。
次第に、「子どもたちを本当に導けているのか?」「私の決断は正しいのか?」と悩むようになり、心の負担が増していきました。そして2度の休職を経験。
「自分の理想と現実のギャップに苦しくなっていった」
しかし、この苦しい時期があったからこそ、考え方を変えるきっかけになったのです。
自分を責める癖に気づき、前向きに生きる転機
休職中に「自己分析」を学び、「自分には自分を責める癖がある」と気づいた綾子さん。
ノートに「なぜそう思ったのか?」を書き出し、自分と対話することを続けることで、客観的に物事を見られるようになったそうです。
「『できない』ことにばかりフォーカスしていた人生から、『できた』ことを見つけられるようになった。すると、何気ない日常が輝いて見えるようになったんです。」
この経験が、自分自身を認め、前向きに生きる転機となりました。
「自分を責めないこと。不完全でいい、人間だもの。」「私を嫌う人がいてもいい。全員に好かれなくても大丈夫。」
そう思えるようになってから、ずっと楽になったと話します。また、家族との時間も大切にし、土日は仕事を入れないようにしているとのこと。
ママたちに向けてのメッセージ
無理にポジティブにならなくていい。疲れたら休んで大丈夫。本当は「〇〇したほうがいい」と思っていても動けないときは、心のパワー切れ。罪悪感を持たなくてもいいんです。
綾子さんの好きな言葉は、『休むことは次へのアップデート』『自分を責めることは地球でいちばんの環境破壊』
自分にも優しく、頑張っている自分を認めてあげてくださいね。
今は毎日ご機嫌で、明るくて朗らかな印象の綾子さん。
実はこんな過去があったなんて!と驚かずにはいられません。「自分を責めることは地球でいちばんの環境破壊」というワードは私も心に留めて、自分自身にも子育ての場面でも大切にしていこうと思えました。
ドリンクをおかわりするほどの長時間のインタビュー、ありがとうございました!